お山や沢でよく転ぶから、エンジンのケースカバーはキズだらけ。
打ち所が悪いと割れたり穴が開いたりすることもあるので、カイダックでカバーを作りました。
今回使用するのは「カイダック 1000mmx500mmx厚さ2mm ホワイト」

カイダックの表面は、ツルツルした面と凸凹した面があります。
凸凹面を表にすると成型時の波うちが目立ちにくいのですが、
汚れが付き易そうなので、今回はツルツル面を表にしてみます。
先ずは型取り。

最近自分はコピー用紙の裏紙を使ってます。
A4コピー用紙で足りなければ、2,3枚をセロテープで貼り付けて使えばOK。
※作るパーツによっては厚紙や透明で薄いプラスチック板を使う事もあります。
そう云えば、たちごけさんはデカールの型取りに養生テープを使ってたような?
コピー用紙をエンジンのケースに貼り付けて、マジックで大体のラインを描きます。
カーブに沿わせると紙はクシャクシャになりますが、全然問題ありません。
カットした型紙をセロテープで貼り付けてみて修正。
ボルト位置や、どちらが上か、合わせ位置なども分かるように印を付けておきます。
型紙に合わせてカイダックを金切りバサミで切り出します。

成型した後に、余分な部分を切り落とすので大体でOKです。
合わせ位置も分かるように印を付けておきましょう。
さて 成型です。
成型は時間との勝負。1人でやってましたので写真もございません。ごめんね。
今回は成型用スポンジは使わずに、手袋で伸ばしながら撫でる様に成型していきました。
1回目は、カセットコンロで裏からフニャフニャになるまで熱して柔らかくしてから
平らな面全体と、位置決めになる淵の部分一箇所を成型します。
2回目以降は、淵の他の部分をヒートガンで部分的に温めて少しづつ成型していきます。
1回目で成型した淵は位置決めに使うので、そこは加熱してはダメよ。
それを繰り返して全体を成型していきます。
全体に整ったら成型の甘いところを部分的に加熱して修正します。

★成型は、撫でるように! ここポイントです。
冷めて形が固まるまで、外側に向けて何度も何度も撫で続けましょう。
そうする事でシワが出にくく、手の跡も付かずに綺麗に成型できる様です。
手を動かさずに押さえつけて冷めるまで待つのは無理があります。
手の跡が付いてしまったり、波打ってしまったりシワが寄ったり、今まで散々失敗してました。
場所によってはスポンジに押し付けて成型するより、
撫でる方法が良い気がしてきた。(まだまだ試行錯誤中)
成型が完了したら、余分な部分を金切りバサミで切り落とし、ヤスリと紙やすりで仕上げます。
グラインダーやベルトサンダーがあれば、もっと早く綺麗に仕上げられるかもね。

ボルトの部分は、穴を空けたり逃げを付けたりします。
こうしておけばカイダックカバーを付けたままボルトを外して、
オイルエレメントの交換や、クラッチ板の交換ができます。
写真は今回使った道具ですが、ボルト穴を作るのには木工用ドリルと、テーパーリーマが便利です。

パーツができたら、クッション性のある強力両面テープで貼り付け。
本当はもう少し厚いクッション材を入れたかったのですが、良しとしよう。

最後に汚れが付き難いように、プレクサスでコーティングして完了!

次は何を作ろうかな。

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カイダック掲示板はこちら。 >> http://www.konna.jp/bbs/index.php?cat=104試行錯誤しながら使っていますので、みなさんの情報がありましたらお寄せ下さい。
「こんなものを作ってみました」のカキコミも歓迎です。 情報を共有できれば嬉しいです。
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