ブレーキパッド交換してから、オイル交換もしたんだけど
ケースカバーを新しいのに交換してから
オイルエレメントのカバーを外す度に大量のオイルが出てくる様になりました。
ボロ布で慌てて拭き取る。 最初から用意しておこうね・・・で、ちょっと書いておこう。

白いカバーはカイダック製の自作カバーです。 中にウレタンも入れてあるから 岩にブツケても大丈夫。
以前ブログに書きましたが、オイルエレメントのカバーを止めてる一番下のボルトは
エレメントのオイルを抜くドレンを兼ねていました。
http://konnandoo.blog102.fc2.com/blog-entry-195.htmlこの穴はエンジン内に貫通していて、ボルトを抜くとエレメントのオイルが
エンジン内に落ちるようになってます。
中のオイルが抜けるからフタを開けてもオイルはあまり出てきませんでした。
イイじゃんと思いますが ちょっと問題があって・・
エレメント側からのオイル穴が ネジ部に貫通していて
ネジの円周1/3に 穴が開いてるので ネジかまともに利きません。
それでボルトを締めるとネジを舐めやすくなっちゃうんです。
自分もやっちゃったんですが タップを通したり、液体ガスケットでオイル漏れしないようにして
誤魔化してたのですが、いよいよダメになったのでケースカバーを交換しました。
そーしたら新しいケースカバーにはドレン穴が無くなってたんです。 クレームが多かったのかな?
新旧ケースカバー比較でーす。

はい この穴が 下に見えるドレンを兼ねた蓋の取り付け穴まで貫通してて

ボルトを抜くと ここからオイルがエンジン内に落ちるんです。
うん? 貫通穴がボルトでちゃんと塞げない場合は、油圧が上がらないトラブルも起こるのか?

でも 新しいケースカバーは エレメント側の穴が無くなり (奥に見えるのはオイルポンプからの供給口?)

エンジン内に貫通していた穴も塞がってます。

ボルトも 以前は根元が太い段付きボルトになっていて、太い部分にOリングが嵌って
オイルが漏れない様になっていたのですけど、こんなに短いボルトに変わってます。
これでネジが舐めることは無くなったのですが
エレメントの蓋を開けるたびに大量のオイルが出てくるようになりましたとさ。
ネジ山潰した時は、「ドレンなんか いらねーじゃん」と思ってたんですが
これだけ油が出てくると やっぱり不便です。
ドレンをネジ山の無いところに貫通させてくれれば良かったのにと思ったり・・。
オイル交換時に、エレメント内のオイルもしっかり抜きたいので
ボルトを1本抜くだけでエレメントのオイルもエンジン内に抜けるのは 画期的だったのかも。
ケースカバーを交換したのは2011年の年末頃だったと思いますが
ちょうど部品の切り替わり時期でだったみたいで なかなか入らなかった様に記憶してます。
今のモデルは新しいケースカバーに変わってるんでしょうけど
エレメントカバーの下の取り付け穴にOリングが入ってる古いタイプのケースカバーの場合は
ボルトを締め付け過ぎないように注意しましょう。
舐めちゃったら サッサと交換しちゃいましょう。 \7,000ぐらいです。
225の時は どうだったのだろう? 記憶にございません。
岩にぶつけて穴の空いたケースカバーを、金属パテで補修して使っていたのですが
交換時に見たら内側に金属片が出てました。
これがポロッと取れてギアにでも噛み込んだらエライ騒ぎです。
教訓:穴を塞いでオイルが漏れなきゃOKじゃない。 どーなってるか ちゃんと確認しましょう。
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