販売を開始した「カイダック」

カイダックは、DIYでアイデアが広がるプラスチック素材ですが、成型にはコツが必要です。
自分自身まだ初心者の域を超えていないように思うのですが
実際に使ってみて感じたことを、ボチボチ書いていきたいと思います。
先日、トライアル車「montesa cota315R」のフロントフェンダーを作り直したので
先ずは、基本的な作り方!
★用意するもの

カイダック、金切りハサミ、ヒートガン、カセットコンロ、厚手の手袋、スポンジクッション、型、ヤスリなど
直線を綺麗にカットするなら、プラスチックカッターも使えます。
「カイダック成型用品セット」はこちら。 お得なセット価格での販売になります。型はノーマルのフェンダー。 前オーナーが割れたフェンダーを補修したものです。

カイダックをきっちりサイズに切り出すために、厚紙で展開したものを切り
その厚紙を元に、金切りハサミでカイダックを切り出します。
今回は厚さ2mmのホワイトを使用しました。
カイダックは粘りのあるプラスチックなので、金切りハサミで切っても割れる事はありません。
カイダックをカセットコンロで加熱

カイダックは、カセットガスで炙ったり、ヒートガンを使って熱を加えて柔らかくしてから成形します。
作る物にもよりますが、自分は最初に広い範囲をカセットコンロで炙って大体の形を作ります。
裏側から焦がさないようにフニャフニャになるまで加熱。

素材が十分柔らかくなったら、型で低反発クッションに押し付けて成型します。
カイダック自体が大変熱くなってますので、厚手の手袋を使ってね。
長さがあるので何回かに分けて成型しました。

この状態では、まだ端が波打っていて綺麗に成型できていないので修正していきます。

波打っている部分をヒートガンで熱して柔らかくします。
柔らかくなったら修正したい淵の部分を重点的にスポンジに押し付けて成型!
何回かに分けて納得いくぐらいになったら ハイ できあがり!

まだ若干波打ってますが、まあこんなもんかな。
綺麗な形を作るには、熱したカイダックを如何に綺麗に型に沿わせて、その状態で冷ますかだと思います。
手で型に押さえつけると手や手袋の跡が付いて、綺麗に成型できません。
冷めるまで手で全体を押さえているのも無理があるので、
スポンジクッションなどに押し付けて成型するのが良いと思います。
本当は専用の型で上下にカイダックを挟み込むようにするのが良いのかもしれませんが、
なかなかそこまでできませんので、試行錯誤しながら製作しています。
シワが寄る場合には、カイダックを熱して柔らかい状態の時に、
なるべく素材を引っ張って型に強く押付ける様にするとシワが出にくいです。
今回はきっちりサイズにカットしたカイダックを成型しましたが、
大きめに切ったカイダックを成型してからカットする方法もあります。
シワが寄りやすいパーツは、この方が綺麗に仕上がる様な気もします。
また、1mm厚のカイダックなら薄い分、綺麗に成型しやすいので、2枚作って接着するのもありかも。
内側を2mm厚にしたり、リブを付けたりすると、強度も確保しやすそうなので
リヤフェンダーは、この方法で作ってみようかなとか考えてます。
リブは、型となるフェンダーの内側にホースを設置して
裏側からカイダックを成型すれば、空洞になったリブに保安部品の配線を通す事もできそうだ。
1mm厚のカイダックで作ったフェンダーに、裏側から2mm厚リブ付きフェンダーを接着すればOK?
アイデアが広がる。
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カイダック掲示板はこちら。 >> http://www.konna.jp/bbs/index.php?cat=104試行錯誤しながら使っていますので、みなさんの情報がありましたらお寄せ下さい。
「こんなものを作ってみました」のカキコミも歓迎です。 情報を共有できれば嬉しいです。
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