・・・枯れ沢から帰ってくると フロントフォークから いちごシロップ色のオイルがダダ漏れです。
あ~ コケた時にインナーチューブに傷を入れてしまったと思われます。
フォークブーツに穴が空いてる・・・ フォークスキンの方がキズは付きにくいのかな?

捲ってみたら傷も結構深くて これだとサンドペーパーで消せるようなキズじゃありません。
普通ならインナーチューブ交換ですけど ちょっと遊んでみる事にしました。
要はキズを埋めて、オイルシールを傷つけない様にツルツルに仕上げればいいんだよね。
金属パテでキズを埋めてみる。 ※金属パテは非常時にも使えるので携帯ツールとして標準装備です。

パテはコネた後直ぐに使わないとボソボソになってダメね。
パテがしっとりとしてるうちに貼り付けます。指で押さえると張り付いてくるので、サシ金で押さえてみた。

1日硬化させてから、金属用ペーパー#240で荒仕上げ
ペーパーを掛ける時は円周に沿って磨きます。 縦方向に磨くとオイル漏れを起こすので注意

それから#1000で仕上げて あれ? やりすぎた・・・
磨き過ぎるとダメです。 傷の回りに薄皮があるぐらいにしておきましょう。
それ以上磨くと段差ができてしまいますが、この加減が難しい。
コンパウンドでも磨き過ぎたら引っ掛かるようになったので、タッチペンを塗ってから もう一度仕上げてみた。

爪でなぞって引っ掛からなければ良いでしょう。
若干ザラツキ感はあるけれど これ以上は無理そうなので良しとします。
耐久性はどうなのかな? ダメならインナー交換です。
簡単に書きましたけど 5回ぐらいやり直してますから 交換しちゃった方が早いです。
実は、ロウ付けとハンダも試してみたのですが、上手く乗らずにダメでした。
上手い人がやればいけるのか? アロンアルファとかでも埋まるのかな?
反対側のフォークも若干汚れていたので確認してみたら こちらも傷ついていました。

傷は内側にあったのだけれど 普通内側なんて傷つかないでしょうから
だいぶ前に傷付いたのが、オイル交換後に組む時に内側にきたのかもしれません。

こちらのキズは浅かったので、パテは盛らずにペーパーのみで仕上げました。 OK OK
次は傷ついたオイルシールの交換です・・・普通なら。

フォークをストロークさせると、傷が通過したところからオイルが漏れてきます。
ネットで調べてたら オイルシールを復活させる裏技を偶然見つけました。
傷の付いたオイルシールをサンドペーパーで均して復活させる裏技です。

#1000のサンドベーパーをインナーチューブとオイルシールの間に1cmほど差し込みます。
オイルシールを削るのでサンド面が表ですよ。

ペーパーの角をハサミでRに切っておくと差込易いです。
差し込んだらペーパーは動かないように固定して、アウターをグルグル3周位回します。
当然ホイールは外しておかないとアウターは回転させられませんから 外しておきましょう。
傷ついたところを重点的にやってもいいのかな? 分んないけど
サンドペーパーを抜いて、フォークをストロークさせると黒いオイルカスが出てくるので拭き取って完了。
ニヤニヤ・・ ストロークさせてもオイル漏れはありません。

U字溝越え50回やったけど 大丈夫そうです。
そうすると走りたくなるので 次の日に久しぶりにYG団へ遊びに行ってきた。

オイル漏れも無いし 高速トレックは楽しいし
懸案のヒルクライムも最後に登れたし ニヤニヤ
気持ち良~く お家に帰ってきて洗車してたら あれ・・
リアホイールのスポークが・・・ つづく
部品参考:3C5-23110-00 .インナチユーブコンプリート \12,180 5JX-23145-00 オイルシール \872
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